第75回日本東洋医学会学術総会へ参加してきました
学会参加レポートです!
皆様こんにちは。犬山鍼灸治療所院長の矢島幹弘です。私は薬剤師として漢方専門薬局などで勤務していたこともあり、約20年前から日本東洋医学会に所属しています。多くの医学関連学会において、正会員は「医師・歯科医師および医薬研究者」がほとんどを占めていますが、日本東洋医学会は「医師・薬剤師・鍼灸師」が正会員として活動してきた歴史があります。また東洋医学系の学会として、日本医学会分科会に指定されているのは当学会だけだと思います。
例年、この「日本東洋医学会」と「全日本鍼灸学会」は1週違いかつ別地域で開催されるため、外来を休みにくい私はどちらか一方しか参加できず悩まされるのですが、今回はこちらの東洋医学会参加を決めていました。なぜなら、、

会頭が昭和医科大学(←今春から校名変更して当初の名前になられています)の久光先生、また名誉会頭として石野尚吾先生のお名前もあり、これは鍼灸関連セッションが多くなるにちがいない!と思ったからです。そして、期待通りのプログラム構成で、とても充実した3日間となりました。
私が会期中に参加したシンポジウム・講演は以下の通りです。
・日本東洋医学会 全日本鍼灸学会合同シンポジウム1「漢方専門医からみた鍼灸との連携について」
・日本東洋医学会 全日本鍼灸学会合同シンポジウム2「鍼の生理学的機序」
・日本東洋医学会 日本医史学会・東亜医学協会合同シンポジウム「浅田宗伯没後130年記念シンポジウム」
・会頭講演「昭和医科大学における東洋医学研究」
・記念講演「漢方を交えた日本型医療システムの提案」寺澤捷年先生
・日本東洋医学会 全日本鍼灸学会合同シンポジウム3「灸の効果とその作用機序」
・日本東洋医学会 全日本鍼灸学会合同シンポジウム4「鍼の臨床的コウカとそのメカニズム」
・シンポジウム10「養生」
・シンポジウム6「千葉の先人に学んだ漢方の知恵と術」
・鍼灸学術委員会「脳科学から鍼灸を再検討する」
貪欲に吸収したつもりの最新情報と古典の学び直し、そして漢方や鍼灸の大家から頂いた熱い心意気を犬山鍼灸治療所での治療にフル活用していきます。
最後に、心に残った言葉
【人は空間で生きているのではなく、生きることで空間を作っている】
心身一如・大宇宙と小宇宙、このような思想を大事にしている東洋医学関係者には上記の言葉は深く響いたのではないかと思います。
なお、来年度は東洋医学会での演題発表を予定しています。臨床も研究もどちらもがんばる犬山鍼灸治療所にご期待ください。


